発毛と育毛の違いは?

薄毛に悩みが多い昨今の人は、発毛と育毛を同じように捉える傾向にありますが、これは文字通り別々の意味があります。
まず、発毛とは「毛を発現させる」意味があり、何かしらの原因で抜けてしまった髪の毛を再び生え代わらせることが目的となります。
抜け落ちた部分から髪の毛を増やすため、発毛剤と呼ばれる薬で、毛母細胞を活性化させ、新しい毛が生えるようにします。
ヘアサイクルでは休止期にある細胞を働かせ、現在の髪の毛を押し出して、生まれ変わる行為となります。
ただし、髪の毛の大もととなる毛包幹細胞が無ければ髪の毛は生まれないので、発毛をしたからといって、どこからでも生えてくるわけではありません。
また、毛包幹細胞が死んでしまうとそれ以降は髪の毛が生えないので、発毛する際はこの細胞の生死が重要なポイントとなります。
対する育毛は、頭皮に現在ある髪の毛を太く長くするために育成することを目的とし、かゆみやフケといった頭皮の状態を悪くする原因を取り除き、髪の毛が成長しやすくなるように頭皮ケアを行うのが主な方法となります。
その他にも髪の毛に良いとされる成分を含んだ育毛剤を付けたり、毛が抜け落ちないように予防したりすることを育毛とします。
この2つの方法は頭皮ケアを行うところなど、非常に似たところも多いですが、似て非なるもので髪や頭皮に与える作用が全く異なります。
この2つの内容を知っておくと、今後の自分にとって何が必要なのかが理解でき、道具や薬なども何を買えば良いかが分かるようになります。
自分の頭皮の状態によって選択できるようになりますが、どちらが必要かいまいち分からないという場合は、専門のクリニックでアドバイスをもらうようにするといいでしょう。